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Temperature Profiling in Industrial Coatings

金属容器 ― 2ピース缶コーティング用のピンオーブンとIBO

2ピース缶の製造において重要なのが、内面に施すラッカーコーティングの熱硬化です。缶の内側表面に塗布したラッカーを、インサイド・ベイク・オーブン(IBO)と呼ばれることも多い、メッシュ・ベルト式の低背オーブンを通過させて硬化します。こうしたコーティングは、缶の素材である金属と内容物の飲食料を隔てるバリアとして欠かせません。このバリア・コーティングを適切に硬化させることが、長期にわたって金属缶の品質と飲食料の安全性を保証するうえで重要になります。

  • 概要
  • 注目のソリューション
  • 関連情報
アプリケーションに必要なのは 

オーブンによって缶内側の全表面でラッカーを適切に硬化させなければなりません。この適切な硬化を実現するためにコーティングが正しい”温度と時間”を経ていることを確認するには、様々な位置(缶口や缶胴、缶底など)の製品表面、オーブン内の異なる箇所、さらにはメッシュ・ベルトの幅にわたって温度をモニタリングする必要があります。

お客様のメリットは 
  • 適切なコーティング硬化によって缶の品質を確保するとともに、食品への異物混入や長期にわたる保存で内容物が腐敗するリスクを防止
  • 充填後や長期保存後に高コストな製品回収が発生するのを防止
  • メッシュ・ベルト上の温度の不均一さからプロセスの問題を素早く効率的に特定できるうえ、修正作業に必要なデータも取得
  • FDA(米国食品医薬局)やHACCPによる規定を満たすため、完全にトレーサブルなプロセス検証レポートを作成
温度プロファイリング・システム
  • Datapaq®システムは薄型のXL2耐熱ボックスにより、IBOオーブン内を効率的に通過させられる
  • 最大8チャンネルの測定で缶本体(缶口や胴、底など)とオーブン内環境の両方を総合的にモニタリングできる
  • SmartPaqによる連続測定機能により、メッシュ・ベルトの異なる位置(左右や中央)でプロセスのプロファイリングを繰り返し実行可能

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