OEM向けカスタム仕様の塗装や粉体コーティング
受注生産による専門メーカーから他のOEM生産を行う企業に、カスタム仕様のコーティング装置が提供されています。メーカー自身が最終製品を生産することはありませんが、様々な製品に対応した特殊なコーティング装置として幅広いソリューションを顧客に提供しています。こうした特殊コーティング装置では、多くの場合、様々なタイプのオーブン（バッチ式やコンベア式）をもとに、複数のコーティング・ラインとコーティング剤が採用されます。毎月、数百もの異なる製品バッチが処理されることも稀ではありません。
- 概要
- 注目のソリューション
- 関連情報
アプリケーションに必要なのは
非常に多岐にわたるコーティングと製品に対して、異なる硬化ラインを運用する場合、その専用コーティング装置でそれぞれの製品についてコーティングをどのように硬化するかを判断でき、最終製品の品質を確保するための的確な方法が必要です。 そこで、まずプロセスの最適化調査を行ってオーブンの特性を調整し、塗布したコーティングの正確な硬化スケジュールを実現して製品仕様に応えるようにします。ここで、オーブンのプロファイリング・ツールが極めて重要となります。また、品質保証のための定期的なチェックを行い、硬化プロセスが仕様通りであることを顧客に証明するにも同様のツールが必要です。
お客様のメリットは
- 新しい受注や製品に対して迅速かつ効率的にオーブンのプロセスをセットアップ
- 定期的な品質保証ツールとして、各製品バッチが正確に処理されていることを証明し、不良品や手直しのリスクを排除
- 迅速に不具合を発見するための必須ツール。硬化に問題が生じても、ダウンタイムの削減し、納品遅延のリスクを軽減
- 品質保証ツールとして活用すれば、潜在的な顧客に向けて優れた品質を実証でき、新しい事業や契約獲得につながる
温度プロファイリング・システム