Datapaq MonoPaqは、アルミ製ボトルの製造で使用される一体鋳造プロセスでの外装コーティング材の硬化温度監視用に特化して設計された温度プロファイリング・システムです。MonoPaq2は、チューブの内面および外面コーティング材硬化で使用されるピンオーブン（OBO）、バスケットオーブン（IBO）の両方をモニタリングできます。運転後、データはDatapaq Insight™分析ソフトウェアで温度プロファイルをレビュー、分析、レポートできるノートPCまたはPCへ転送されます。

データロガーDatapaq DP5

Datapaq MonoPaqシステムは、特別に設計された熱バリア・取付けブラケットを備えたDP5662データロガーと組み合わせることで、プロセス全体を通してピンチェーン上を直接移動します。製品（チューブまたはボトル）の外装面に取付け可能な最大6つの熱電対は、決められた間隔で、表面温度や周辺温度を正確に測定します。その後データポイントは、データロガーのメモリーに保存されます。

MonoPaq2システムは、小型化された4チャンネルのDQ1804マイクロデータロガーと、さらに小型化した熱バリア・取付けブラケットを組み合わせて、OBOまたはIBOオーブンのラインにあるシステムへ取付けられます。このシステムは、スペースに関して最も厳しい制限のあるプロセスでも使用できます。

Datapaq DP5の特長は：

温度測定範囲：－100℃～1370℃（K型熱電対）
市販のUSBケーブルによる超高速USB接続
USB電源からバッテリ充電可能
交換可能なNIMHバッテリ
0.05秒と高速なサンプリング間隔
チャンネルあたり50,000点のデータを保存可能
±0.5℃という高い精度
簡単に使えるスタート/ストップ・ボタン

耐熱ケース

軽量かつコンパクトなMonoPaqの熱バリアは、プロセス環境からの卓越した保護を提供します。取付けブラケットは、狭いチェーン半径の周辺であっても、プロセス全体でシステムの円滑な移行を可能にします。

MonoPaq2の熱バリアは、ピン間隔が>45mm（1.8インチ）のラインに適合するサイズで最適化されています。これによって広幅の製品ラインナップへの配置が可能になり、OBOまたはIBOオーブンの取り替え可能なブラケット/取付け具のオプションに適合します。このバリアにより、ピンの先端を取り除くことなく、1人のオペレーターがシステムを設置できます。

Insightソフトウェア

Oven Tracker® Insight™分析ソフトウェアは、包括的なデータのレビュー、分析、レポートを実現します。Datapaq Insightソフトウェアの特徴：

Datapaq Value、基準曲線および許容差曲線
SPC（統計的工程管理）
BakeChart分析および演算モード
分析アラーム
包括的レポート、Eメールの直接通信

データロガー

モデル番号	DQ1804	DP5662
寸法	17 x 39 x 145 mm	20 x 57 x 165 mm
チャンネル	4	6
温度レンジ	-100 ～ 1370°C ( 熱電対のタイプ K)
サンプリング間隔	テレメトリの場合 0.05秒～ 50 分
精度	± 0.5 °C – タイプ K
分解能	± 0.1°C
熱電対のタイプ	タイプ K (J、N、T、R、S、B が使用可能です)

耐熱ケースTB0067 - MonoPaq

モデル番号	TB0067 MonoPaq用
構成	微多孔質断熱材を備えたステンレス鋼
データロガー	DP5662
寸法	220 x 75 x 45 mm
重量	1 kg
熱持続時間	6 min @ 200ºC

熱バリア固定ブラケットの適合サイズ：ピンの直径 5mm、ピンの間隔 95～125mm、最小半径 74mm

耐熱ケースThermal Barrier - MonoPaq2

モデル番号	TB0072 MonoPaq2用
構成	微多孔質断熱材を備えたステンレス鋼
データロガー	DQ1804
寸法	41 x 48 x 195 mm
重量	311 g
熱持続時間	11 min @ 200ºC 10 min @ 250ºC 9 min @ 300ºC