直感的ソフトウェアでヒューマンエラーを制限
ベーキングまたは冷凍サイクルの最後、温度計を手で持ちながら調理した製品を測定するなど時間のかかる仕事をしていると、プロセス全体の中でそれぞれのアイテムが通る道程に関し、全体像が見えてこないものです。Datapaq® Food Tracker熱プロファイリングシステムがあれば、どのベーキングサイクルも監視する熱電対から得られるデータを見るだけで、新しい開発プロセスを定義し、パン菓子類の外側の皮をドライでサクサクに、中心をソフトに仕上げる方法を見つけることができます。わが社の洗練されたソフトウェアを使えば必要なデータをすぐに抽出し、 内側も外側もバッチ全体でベーキングが成功したか、判定できます。
温度のばらつきを速やかに検出
炉温度と湿度を効果的にモニタリングおよびキャリブレーションすることで、全体の性能に違いが現れます。プロ仕様の炉は頻繁な使用に耐えるよう設計されてはいますが、温度変動は頻繁に起こるものです。
不均一なベーキングを防ぐには、炉内の温度変化をいち早く検出することが非常に大切です。Datapaq Food Trackerがあれば、炉内の熱分布に対する詳細な像が得られ、温度変化を訂正する調整を素早く取ることができます。それにより製品の外観がお望み通り良好かつ味も良くなるだけでなく、開発時から装置異常を予告し予防する温度データを使用することも可能です。
一貫した結果を持続して数量と処理能力を増加
ベーカリー製品の全体的な味、食感、匂い、そして外観は、体系的で信頼できるベーキングプロセスによって異なり、熱が不均一だと焦げたり、パサついたり、焼きが足りないというような結果を生み、販売できなくなります。
熱プロファイリングにより精確な温度モニタリングができれば、高くつく生産での失敗をせずに済み、パン菓子のどの側面も期待を満たし、包装にも完璧にフィットするように仕上げることが可能になります。
Food Trackerはまた無線機能により、リアルタイムの調理検証にアクセスできるので、調理サイクルの短縮、処理能力の増加につながります。素早いレポーティングと分析でプロセス検証時間が短縮され、製品の品質や現場での安全に影響を与えずに、生産量を上げることができます。
安全規制に遵守
食品加工業の厳しい規制によりパン菓子業者は食品医薬品局(FDA)の食品安全強化法(FSMA)とHACCPガイドラインを遵守する検証を提出することが求められています。Datapaq Food Trackerがあれば、明確なレポートが生成でき、自信をもって検証データをシェアすることができます。
Datapaqは炉も冷凍環境も両方モニタリングできるため、コア温度を均一に保ち、カビや有毒な菌の増殖を防ぐことができます。わが社のテクノロジーが、HACCP基準を満たすのに必要となる、品質保証文書もすべて含めた、最初から最後まで完全に追跡可能なプロセスを作り上げます。