処理能力を最大化し、全調理サイクルを通じてダウンタイムを削減
Datapaq®によるサーマルプロファイリングによりプロセス制御がよりよく開発できるほか、正しい炉のセットアップ、そして新製品または食品の変更のための調理仕様が簡単に定義できます。
製品が炉や冷凍機を出る際、温度読み込みのために手で温度計を持つことは不要、わが社のソリューションなら調理サイクル全体を通じてリアルタイムでオーブン温度がモニターできます。これにより、調理サイクルをカットできる場所を見つけたり、ご希望の品質、そして要求されている食品安全レベルを達成するのに必要な、最適な加工時間や温度を確認することが可能となります。
調理サイクルが縮小できれば、処理能力を最大化して生産性を向上することができるほか、水分を奪い味覚の質にも影響を与える、調理し過ぎなどの無駄を省き、収益も上げることができます。節約した時間はその分生産サイクルを増やしたり、メインテナンスや製品開発に使うことができます。
貴社のプロセスに合わせカスタマイズ
Datapaq®Food Trackerシステムは食品加工業のために特別に設計されたものでデータロガー、熱バリア、業界専用ソフトウェアが含まれています。
Datapaq®デバイスを収納している熱バリアは、鶏肉・食肉・水産加工で必要とされるあらゆる厳しい環境に適しています。ハム製造などでは加工時間に6~12時間かかりますし、ローストチキンの一括製造では200℃という温度が必要ですが、そのような加工時間や熱条件とは無関係に、蒸す、揚げる、焼く、製パン製菓などさまざまなプロセス幅に耐えられるよう設計されています。保護等級IP67のデータロガーはまた、安全で清掃しやすく、相互汚染を予防、メンテナンスが簡単です。
ハム、チキンナゲット、サバなどの食品はそれぞれ製品の分厚さが異なるため、わが社では、あらゆる種類やサイズの製品幅を通じて精確な温度測定ができる、モジュールタイプの熱電対を提供しています。
食品トレーやジグなどの付属品は例えばチキンナゲット加工など、それぞれの搬送型調理プロセスに合わせてカスタマイズされており、搬送ラインを停止することなく、繰り返し使用できるプロファイルを作ることが可能です。
プロセス検証
鶏肉・食肉・水産アプリケーションでHACCP プロトコル条件を満たすには、統計的エビデンスが欠かせません。Datapaq®があれば、社外のコンサルティングサービスが不要になり、評価分析用の報告を素早く出してくれるため、検証時間と間接費が節約できます。
熱プロファイリングシステムから継続して重要なデータを収集し、問題が起きる前に予防することができるのなら、検証プロセスを年に一度しか行わない理由はありません。Datapaq®があれば年中自信をもって、貴社の調理プロセスおよび装置が高品質な結果を生み出しているというコンプライアンスを実証することが可能です。
検証を実行するには、加工プログラム全体を通し、最重要管理点で製品温度プロファイルが得られていることが必要です。Datapaq®なら、安全な調理温度に達しており、加熱および冷凍プロセスのどの段階においてもそれが維持されている、それにより危険な微生物は完全に殺菌されていて、貴社の製品が最高水準の基準を満たしているという情報が得られます。