完璧なタイミング
Datapaq ソリューションでは、アルミニウムの熱処理用に0.3秒毎に温度を読み取って記録し、詳細なクエンチ遅延測定と冷却率をリアルタイムで提供します。データロガーでは、すべての製品ステージにおけるサンプルレートの変更をプログラムし、より低速な移動段階における最大分解能と透明度を確保します。
再現可能かつ正確なデータ
Datapaq ファーネストラッカー 密封型クエンチシステムの中枢は、Datapaq TP6 データロガーです。ここでは、10チャンネルと20チャンネルの両方への対応を可能とし、KタイプまたはNタイプの熱電対を使用することができます。キャリブレーションされた、ミネラルウールで断熱された熱電対とロガーを組み合わせ、分析ソフトの中に含まれるキャリブレーション修正係数を使用することで、AMS2750とCQi-9の両方に適合したシステムを提供しています。
簡単操作
使い捨て式断熱材を使用した熱バリアでは交換にコストも時間もかかってしまうことから、Fluke Process Instrumentsでは完全密封構造の熱バリアとシンプルな二体構造式のフェイスプレートを設計しました。特許を取得したこの設計によって、繊維ブランケット断熱材の使用や廃棄が不要となり、熱電対の簡単な交換と再利用が可能になっています。その結果、アルミニウムの溶体化処理とエイジングプロセスに向けた従来の設計と比較してより簡単かつ迅速なセットアップを可能とする熱バリアが実現しました。
お客様のプロセスをよりよく把握
ファーネスと製品の両方からの温度データは生産プロセスの最適化の鍵となります。弊社のすべてのソリューションには、包括的な温度データとレポート、詳細分析を提供する直感的なソフトウェアが備えられており、ファーネス炉の内部で何が起こっているのかを明確に把握することができるようになっています。