プラスチックシートの押出
プラスチック・シートの押出生産では、溶融した樹脂をスロットやTダイを通して(押出して)、薄い溶融シートに成形します。このシートを、冷却ローラの表面に密着させると直ちに硬化します。続いて、シートを一連のローラに通して所定の厚さにし、テクスチャを施した後、指定のサイズでエッジを裁断したり(厚いシートの場合)、ローラに巻き取ったり(薄いシートの場合)という作業を行います。また、押出加工によるプラスチック・シートは、最終形状へと熱成形されることも多くあります(たとえば、冷蔵庫・冷凍庫の内部カバーやプラスチック製飲料カップなどの製造です)。
- 概要
- 注目のソリューション
アプリケーションに必要なのは
押出ダイスの温度を均一に保つとともにローラの温度を制御しながら、フィルムの損傷を検知するには、ダイスの“ボルト・ヒータ”での問題発見が欠かせません。
お客様のメリットは
- ラインスキャナによって、溶融フィルムの温度管理が容易に
- 下流でのフィルム温度をスポット・センサで測定すれば、最終的な製品品質もさらに向上
