プラスチックラミネート及びエンボス加工
ラミネート処理からエンボス処理への連続加工機では、一般に多数の基材を合わせて加熱・硬化させた後で、片面あるいは両面にテクスチャをエンボス加工して仕上げます。希望の表面仕上げによっては、平滑さや表面の光沢、厚さの均一性を改善するためにカレンダー加工がなされることもあります。このプロセスでの熱エネルギーは、加熱ローラやパネル型の赤外線電気ヒータあるいはガスヒータを使用して加えます。
- 概要
- 注目のソリューション
アプリケーションに必要なのは
加熱や硬化、冷却を閉ループ制御するために、プロセスの様々な場面で製品温度を測定する必要があります。また、最終製品として不良個所をロールに巻き取ってしまわないように、エンボス加工に先立ってシート全面の表面温度が均一であることも確認しなければなりません。
お客様のメリットは
- 赤外線スポット・センサによって温度を測定して、加熱・硬化・冷却の各プロセスを最適化
- 赤外線ラインスキャナによって温度を測定して、折り目や破れ、エッジの振れなどを検出して歩留まりを高める
- 赤外線ラインスキャナによって、視覚的にシートの温度分布が均一であることをチェック
赤外線温度ソリューション